人生は美味しくなければ、楽しくなくちゃをモットーに、今日のおいしご飯のために安全・安心な食材、美味い料理、それから暮らしまわりの素敵を探しています。
2008年12月

12月31日  今年も終わる
冬の日差しは気持ちが温まる。
冬至をさかいに太陽が高くなっていくのだが、まだまだ家の中にはこんなに日差しが差し込む。

昔、住まいの上等ということで、庇で太陽の光を遮ったり取りこんだりする家が上等なのだと習ったことがある(これは日本の住宅の場合だ)。夏を涼しく、冬は暖かく過ごす工夫でもある。

しかし暖房設備が整った現在では、機器でコントロールできることから、太陽の光なんかはほとんど考えられていない。それに都市部では密集しているのでそんなことは出来ないのかもしれない。

けれど太陽の光は暖かさだけではなく、陽の移ろいも見せてくれる。
10月の中頃に遠慮がちに入ってきた光は、毎日どんどん伸びて12月には部屋の奥の方まで届く。そして冬至が過ぎるとまた少しずつ短くなって、やがて入ってこなくなる。

それに合わせるように、朝の時間、午後の時間と光が移動し、影がまっすぐになったり斜めになったりして移動する。同じ部屋なのに景色が時間ごとに変わるのだ。
こんな静かな時間を過ごしながら、今年ももうすぐ終わる。
リビング



12月24日  お洒落な おこわ
おこわといえば赤飯しか思い浮かばないのだが。
二ヶ月ほど前に名古屋のとある料理屋さんで食べたおこわがすごく可愛くてお洒落だった。

縦×横が5cm、厚さが2cmほどの大きさ。これが器と蓋とそれぞれ1枚の竹の葉で作られている。市松模様の組み合わせや、芯を利用したエッジとか、デザインがお洒落でしょう。思わず見とれてしまいました。

その中におこわとエビ・貝柱・いか。豆・たけのこ・にんじん・しいたけなどの具が入って調味されている。これをそのまま蒸すこと約15分。

こんなに美味しそうなおこわができあがる。これは魚介がメインなので海鮮おこわというらしい。
外側も凝っているいるけれど、中身もいいでしょう。5cm四方の中に具沢山で、食欲がそそられます。

名古屋で食べたときは、その料理屋さんのオリジナルかと思って、何と手の込んだことをするんだろうと感激したのだが、じつはこれはベトナムからの輸入品でした。
大阪のニッキーフーズというところが販売者で、生協でも配布していたんです。
でも日本からの注文で作られたおこわではなく、もともとベトナム料理にこういうのがあるのではないかと思うのですが。その辺の所はわかりません。
見た目がよく、蓋をとって食べるという儀式などなかなかで評判よし。しかも味も美味しかった。

今年はチキンの丸焼きとこの海鮮おこわ。シャンペンと赤と白のワインを飲んで、口福なクリスマスでした。
ご飯



12月19日  ちぢみほうれん草
ほうれん草は本来は冬野菜。
でも今では通年で栽培されている。しかし夏ものと冬ものではビタミンやミネラルの含有量に倍近い差があることを知っていますか。同じ形で同じ色をしていても冬もののほうれん草の方がずっと栄養価は高いというわけです。それが旬の美味しさです。



その今が旬のほうれん草よりさらに味の濃いのがこれ。12月から2月頃まで栽培されるちぢみほうれん草。
葉はちぢれて、一見するとこれはほうれん草なのと思わないでもないが、間違いなくほうれん草。ここ数年の冬野菜の楽しみの一つでもある。

味は濃厚です。昔のほうれん草の味とでもいうか、口の中でしっかり金属っぽい味がします。子供の頃はこれが嫌いでほうれん草は苦手だった。そんな懐かしい味。
葉肉が厚く、寒さで糖度も上がっており、今となれば美味しーいっと言えてしまえるのがこのちぢみほうれん草。
ほうれん草は野菜の中でもトップクラスでビタミンやミネラルを含み、さらにケルセチン・グルタチオン・クロロフィルなどのフィトケミカルもあるので、解毒作用効果の高い野菜なのだ。
食べてもポパイのように強くはなれないけれど、体内をきれいにしてくれる効く野菜であることは確か。

ちなみに今夜は豚肉とほうれん草の鍋だった。子供の箸は味が濃く効く野菜を避けていたみたい・・・やはり。
野菜



12月14日  籠城と備蓄
毎年3月から4月頃に日本に来る外国人は、一様に驚くのだそうだ。
「日本では悪いウイルスが蔓延しているのか」と。
というのも、国民の3割から5割が顎から目下までの大きなマスクで顔を覆っているのを目にするから。花粉アレルギー対策なのだが、実際、誰がみたって不気味な光景だよね。

ところが、今回はそんなマスクだけではなく籠城のための食料を備蓄せよという。今季の新インフルエンザ対策はマスクだけでは対応不十分ということらしい。
そう、もし発症し流行すれば死者64万人と発表されたた恐ろしい新型鳥インフルエンザである。今年の1月にインドネシアでは鳥インフルエンザで100人超の死者が出ているし、どうなるのかわからない。

備蓄つまり非常食の蓄えは地震国日本では当たり前になっているけれど(実行していますか)、今回は地震ではなく新インフルエンザ対策。
自然災害ならば2〜3日。それぐらいで救助隊がやってくるので、その分の食料品と水を確保しておけばいいというのが定説。ところが新型鳥インフルエンザの場合には2〜3週間は外にでないことがベストだという。ウィルスに出会わないように、毎日の食事の買い物にも出かけず、とにかく家から出ないというのが最も有効な対策だというのだ。つまり籠城である。

だから、その間の食料の備蓄をしておいてください、と。
ただし今回の籠城ではライフライン(電気・ガス・水道・電話)は確保されるので、カンパンとかインスタント食品というよりも日常の食料品を備蓄するようにということだ。

3週間分の日常の食料品を備蓄するって !!!  どれだけの量なのか想像がつかない。
しかし籠城となれば戦国の時代から、まずは米と味噌の確保というのが決まり。
今回は電気もガスも水道も確保されるというのだから、ご飯は炊けるしみそ汁もできる。何もなくなってもこれだけはあれば生きていける。

そこで早速お米を購入。通常の3倍の量を確保しました。
それから比較的に保存しやすい根菜(じゃがいも・さつまいも・その他芋類・たまねぎなど)も多めに仕入れておく。
それに常時保存の缶詰やインスタント食品、餅などなどを買い足す。
しかし、まだまだ3週間分には足りなそう。

死に至るという新型のウィルスが来るのかどうかは誰にもわからない。でもその可能性はあるというのなら準備はして置いた方がいい。マスクは写真のウィルスを99.9%防ぐという最新テクのものを購入。

でもどうか杞憂でありますように。



12月10日  白菜が美味しい
白菜が旬だ。
寒さがますごとにみずみずしく甘みがのっていき美味しくなっていく。
白菜も通年野菜になりつつあるが、でも旬の冬の味はやっぱり違う。なので最近の常備菜。そして頻繁に食べる。料理が手軽な鍋料理が増えたからかも。どんな鍋にでも白菜を入れてしまう。

水炊き。豚肉のしゃぶしゃぶ鍋。牛鍋(すき焼き)。ちゃんこ鍋。とにかく何の鍋でも白菜を登場させてしまう。白菜は水分の多い野菜でそれ故に鍋料理と相性がいい。それから豚肉と鶏肉との相性もすごくいいので、つい食べ過ぎてしまう。一回の食事で4分の1カットを消化するほどだ。

でも白菜は大きくて重いので、たいていの場合2分の1か4分の1カットにして売られている。それが今日はなんと丸ごと売っているではないか。

美味しさの誘惑に負けて丸のまま一つ買ってしまった。量ってみると3kg弱もある。やっぱり重くてそして大きい。
冷蔵庫には入らない。かといってその辺にごろんと転がしてもおけないので、あれこれ消化の方法を考える。
昨夜はしゃぶしゃぶ鍋だったので、今夜は白菜の鶏のスープ煮にしよう。でも豚の三枚肉を挟んだものを蒸してというのも美味しいしな、などなど、こんな時間が一番楽しい。

白菜は食物繊維も多いのだが、注目したいのはカリウムを多く含むことだ。
食物繊維は腸内をきれいにしてくれる。そしてカリウムは塩分の解毒作用があるので、体内の余分な塩分を排出してくれるのだ。美味しいばかりか、体内も美しくしてくれるという野菜なのである。

だから大いに食べたいと思うのだが、でも3日も続くと「また白菜かよ」と冷たい子供の声が聞こえる。
野菜


12月7日  美しく機能的な台所用スポンジ
料理をするのも食事の時間も楽しいけれど、食後の片付けはできれば誰かにまかせたい。
でも誰かでは揉めるので、もうだいぶ前から機械にお願いしている。始めの頃は洗い残しがあったりしたが、最近の食洗機はとても優秀でピッカピカにしてくれるのでほとんど任せっきり。手洗いより少ない洗剤と使用水で済むすぐれもの。ただし電気代がかかりますが。
それでも鍋やフライパンとか一つ二つの食器はやはり手洗いしなければならない。その時の相棒がこれ。
  
スコッチ・ブライトというスポンジたわし。これだけは他に浮気もせず一途である。
第一に美しい。緑と黄色のバランスと表面仕上げの対比。手になじむ厚さのきりっとした六面体。それはそのまま機能性もあらわす。
緑のナイロン不織布には研磨剤を含ませてあり、鍋などの頑固な汚れでも削り落としてしまうタフなたわし。黄色のセルローズスポンジ面はやわらかく普通に使える食器洗いスポンジ。けれど大きさの異なる穴の組み合わせなので、水切れがよく乾きが早い。つまり使いつづけていても変な匂いが付きにくいのである。

でもほんとは一度だけ洗剤付きの金たわしというのと、別メーカーの食器洗い用スポンジを使ったことがある。でも全然だった。金たわしには洗剤が付きすぎてベトベトし後のすすぎが大変。スポンジは厚くて使いにくく、食器とスポンジ面のさわり具合というのが良くなくてすぐに使用中止(これは使い慣れたものが良いということかもしれないが)。

なのでそれ以来3Mのスコッチ・ブライト一点張り。
この優秀なスポンジたわしが、有名なデザイナーによってデザインされたというのではなく、アノニマス・デザインだというのがすごいでしょう。きっともう半世紀近くもこのデザインで販売されていると思われます。
縁の下の力持ちです。

でもあまりにも汚れがひどいからと、グラスやガラスを緑面で洗うのは絶対にしないほうがいい。確かに汚れは落ちるけれどガラスにすりキズもつきますから。
キッチン小物



12月5日  雑穀ご飯
「貧乏人は麦を食え」と言って、自滅した総理大臣がいた。昭和のしかも戦後の話である。
さらにその前にはアワとかキビを米に混ぜてしか食べられなかったという時代もあった。なので80歳位の人は雑穀は食べたくないと思っている人が多いらしい。
そんな時代を知らない僕には、あわきびは小鳥の餌だった。人間が食べるとは思っていなかった。

ところがこのところ何と雑穀ブーム。しかも健康志向だから雑穀なのだという。

食べ物が贅沢になるにしたがって、アレルギー(原因は特定できないが、僕は残留農薬と過剰化学肥料だとにらんでいる)を発症する子供達が増えた。そんな子供達を対象にしたご飯が、あわやひえ、きびだった。でもそれは子供達だけではなく、大人にとっても体によいという評判が広まり、雑穀食は始まったらしい。

あわ、きび、ひえ、玄米、黒米、赤米、大麦、はと麦、はだか麦、ごま、アマランサス、それに黒豆、大豆、小豆、とうもろこし、などの豆も加え総称して雑穀といっている。
ビタミンやミネラル、食物繊維がそれにフィトケミカルなどが豊富なうえに、カリウムも多く含まれている。カリウムは体内の塩分を出す働きがあり高血圧予防に。フィトケミカルは最近注目の酵素で抗酸化作用が注目されている。


ただし雑穀それ単体ではきっと食べにくいに違いない。そこで市販のほとんどは6種とか10種とか16種とかを食べやすいようにブレンドされて売られている。それをお米と一緒に炊いて雑穀ご飯という。
やずやはくばくベストアメニティなどが商品化している。

米180gに対して30gくらいの割合なのでとても食べやすい。混ぜご飯のように、口当たりもよく美味しい。毎日でも大丈夫だよと子供が言うほどだ。これで体にも良いというのだから、ご飯もたくさん食べて欲しい。自給率も上がるし、動物性のタンパク質だけではなく、畑のタンパク質を同様に摂ることが大切なのだから。

それにしても半世紀前に貧乏人呼ばわりした時の首相はびっくりしているだろうな。
ご飯



12月3日  ジャージー牛のバター
施策のミスで市場からバターが消えてしまうという事態が続いていたが、10月頃から少しだが店頭に並ぶようになった。それもちょっと嬉しい品揃えである。
というのはこれまでスパーに並ぶバターといえば大メーカーのものと、外国産の高級品ばかり。でも今回の品薄状態になって、日本全国のバターを製造しているメーカーのものがずいぶんと並ぶようになったからだ。きっと地産地消していたであろう小ロットの製品が少しずつ全国から集められたに違いない。
産地の皆さんには申し訳ないけれど、これまで知ることのなかったメーカーのバターを食べられるというのはすごく嬉しいことなのだ。

これは阿蘇小国(おぐに)のジャージーバター
高度500mという空気の澄んだ山中(小国郷という地区)で、ジャージー種の牛だけを育てている牧場。しかも牧草がメインという牛の乳から造られたバターなのだ。
全国的にほとんどがホルスタイン種なので、もうそれだけでも稀少価値でしょう。

バターって香りにも味にもコクがあって、口に入れたときはもちろん、食べた後でも唇のまわりでいつまでも味と香りが残っているでしょう。カルピスのバターなんかそれがすごい。でもこのジャージーバターは唇まわりのまとわりつきがない。コクはあるんだけれど、あっさりとして口当たりがよく美味しい。
これって夏草を食べた牛乳はあっさりして、冬の貯蔵牧草は少しコクがでるというのと関係しているのかもしれない。北海道の思いやりファームの夏の牛乳を飲んだときにあまりのサラサラとした食感に驚いたのと同じ。冬はもう少し濃くなるのだという話でした。
同じバターでも夏のバターと冬のバターがあるなんていいじゃないですか。

ぼくはトーストも好きだけれど、バターご飯も好きなんです。バターと醤油の香りのミックス。たまりません。だからマーガリンでは絶対に駄目。
美味しいお米に出会ったとき、この米でバターご飯が食べたーいと思うのです。
夏バターとどなたが作ったお米にしようか、考えただけでもよだれが出そう。
調味料



12月1日  ストレートのみかんジュース
今年もこれからインフルエンザが流行りそう。しかも相当にたちが悪そうで、もし新型トリインフルがでれば64万人が死ぬと脅かしている。自分で身を守るしかないのだが、とりあえずはビタミンCを沢山摂って体に抵抗力をつけるくらいか。

それはともかく、毎朝食事の前に旬の果物を食べ、ストレートのジュースを飲んでいる。ここ10年くらいの習慣だ。
よくジュースはあまり飲まない方がいいといわれているが、果汁100%のジュースならば問題はない。それも濃縮還元の100%ジュースよりもストレートの100%ジュースの方がいい。
濃縮還元は濃縮した分あとで水を加えて還元しているのでそう呼ばれている。ストレートジュースは果物を搾ったそのままのジュースをいう。果汁が損失していない果物本来の姿がある。両方とも果汁100%というが、そこには大きな違いがある。
ただし濃縮還元は味を均一にできるが、ストレートは果物が採れた地域ごとに、出来不出来ごとに味が違ってくるのが難点ともいえる。
  
だから味のいいストレートジュースに出会ったときはすごく嬉しい。
これは生協がこの秋に発売しているみかんのストレートジュース。和歌山県産の温州みかんだけを使用とある。しかもストレートジュースは濃縮還元よりもずっと高いのだが、これは何と298円(1Lびん)と懐にもやさしい。日本のみかんは甘さと酸味のバランスがオレンジなんかよりもずっとよく、表の皮ばかりか中皮もやわらかいので食べやすい。外国の人だってみかんの方が美味しいと言っている。それをジュースにしない手はないよなと思っていたので、嬉しさ2倍のジュースなのだ。

こんなに安くて美味しいストレートジュースなのだから、お店で販売するのもあるといいのにと思う。
みかんはビタミンC以外にもカロテンやクエン酸、オレンジ色素のフィトケミカル、袋やすじにはビタミンPなどが含まれる、健康果物なのだ。沢山食べて、ストレートジュースを飲んで抵抗力をつけましょう。
インフルエンザにはくれぐれもご注意を。
飲み物

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