
薩摩芋は食物繊維も多く含むが、カリウムも多い。カリウムは体内の余分な塩分を排出する作用がありミネラルの重要な成分の一つ。たんに甘いだけではなく、人にとって大事な栄養素やミネラル分を多く含む美味しい野菜なのだ。
野菜
10月21日 黄色いトマト
トマトの旬が終わる。
というのは露地栽培のトマトの話で、今ではトマトもハウス栽培が主流で年間を通じてある。けれど、太陽の光と熱を吸収して育った旬(7月〜9月)の露地ものは美味さが格別なのだ。
イタリアでは黄金のりんごといわれ、トマトが赤くなると医者がいらないといわれるほど、体に良い野菜として知られている。そんなこともあって今年もいろんな種類のトマトをたくさん食べた。その最後に北海道産という黄色いトマトをいただいた。

黄寿という品種で、フルーツトマトのような小粒ではなく、中玉のトマトである。外皮だけでなく果肉も黄色い。味も匂いも赤系のトマトに同じ。トマトの収穫時期によるので甘さは一概にはいえないのだが、この黄色のトマトはやや甘みもあり、果肉がむっちりとしていて美味しかった。
ピーマンといえば緑色をおもうが、赤ピーマンもあれば黄色やオレンジそして黒なんていうのもある。トマトもきっとそれと同じように赤や桃色、緑(完熟していて)、プチトマトなら黄色もあるので、中玉もきっといろんな色を作り出したかったのではなかろうかと想像する。それでまずければ消えてしまうが、美味しければカラフルな料理になるのでこの黄寿は人気がでるのでは !!!

ところで日本はトマトをサラダにすることが多いけれど、ヨーロッパなんかはほとんど加熱して食べられる。肉や魚との相性がよく、加熱することで旨みもぐっと増すからだ(日本はピンク系トマトで外国は赤系トマトとトマトの種類が違うのだが)。
トマトはペクチンやカリウムなどを含んでいるので医者いらずの野菜ともいわれるのだが、最近は抗酸化作用に有効とされるフィトケミカル(リコピンやカロテン)にも注目が集まっており、健康食材として大いに食べたい野菜なのだ。
野菜
10月19日 南蛮または赤唐辛子
南蛮はさすがに古いかもしれない。
16世紀にポルトガル人により伝えられたのが最初で、南蛮渡来、西洋人は顔が赤い。で赤唐辛子は南蛮となった。と想像するのですが。少し前までは一味唐辛子や七味唐辛子など称して南蛮といった。
この南蛮、いや赤唐辛子の生が秋になると出回る。
旬のものなのでこんなにあって200円。それを一束買ってきて、乾燥させ一年分の鷹の爪をつくっておく。


近所に和菓子屋さんがあって、「十三夜のだんごあります」とショウウインドーに張り紙が。
9月の十五夜はすっかり忘れてしまっていたので、十三夜について教えていただいた。9月の十五夜は中国から伝わった習慣で、10月の十三夜は、平安時代に貴族達が集まり月を見て、詩歌を詠んだのが始まりなのだそうだ。
十五夜は旧暦の8月15日。旧暦の9月13日の月見なので十三夜というらしい。
だんごを買って帰り、秋の夜長を楽しむ。ちょっと風情でした。
昔は空気が汚くて、その後は街の明かりで空まで明るくて夜空の星なんか見えなかったのに、最近は数えるほどだけれど見ることができる。
10月5日 有機栽培の砂糖を見つけた
南北アメリカの中央にあるキューバは社会主義共和国で、たびたび食糧危機にあったので、どこでも農産物を生産できるところは畑にしていいという法律があるらしい。しかも国が貧しかったので、農薬とか化学肥料などは買えず使えず、当然のことに無農薬・無化学肥料栽培の農産物になるとTVで放送していた。
生産は農家だけではなく、土地があれば誰でものが栽培するので、食糧自給率は日本より高いのだそうだ。
先進国ではビオだ、オーガニックだ、有機栽培だといって作っているというのとは対照的な話である。


オーガニックの砂糖を買ったらパラグアイの製品だった。
南アメリカにあるパラグアイなんかも同じような状況なんだろうか。
それはともかく、この砂糖はものすごくやさしく甘い。上白砂糖やグラニュー糖などの角のある甘さに対して、丸みの甘さとでもいうのか、味がやわらかい。
カナダ産のメープルシロップは5段階に等級が分けられており、1と5では比べものにならないほど違うといわれる。そういう違いが砂糖にもありそうと思わせる。
農薬を使わず化学肥料も与えないで育てると、植物は強く成長する。その強さが本来の美味しさを引き出しているんだと思う。
有機栽培だオーガニックだなんて肩肘張らずにありのままに育つキューバは美味しいかもしれない。
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