人生は美味しくなければ、楽しくなくちゃをモットーに、今日のおいしご飯のために安全・安心な食材、美味い料理、それから暮らしまわりの素敵を探しています。
調味料

 砂糖に目覚める
1kgの砂糖を買うと1年間以上使えた。
コーヒーや紅茶には入れないし、料理でも使わない(年に何度かのすき焼きでは使用)。お菓子は作らないし、というわけで3年前の砂糖があったりした。
ところが、料理に隠し味で砂糖を少し使うと美味しさがぐーっと増すことを教わった。2年ほど前のことである。それ以来いろいろな砂糖を試した。
どうやらあまり精製されていない砂糖がいい。味に複雑なまろやかさがあり、ゆるい感じがいい。アルカリ性→体にもやさしそうだし。
というわけで、上白糖、三温糖、グラニュー糖などは一切使わなくなった。


今使っているのがこれ。
上は阿波 和三盆糖。徳島県の岡田糖源郷というところが製造。100g・400円。
下は素焚糖(すだきとう)。奄美諸島のさとう黍を原料にした砂糖。大東製糖。600g・

和三盆は和菓子に使われる高級な微粉砂糖で、甘みもごく上品だし、含蜜糖から作られるので香り(極微香だけれど)がとてもいい。
素焚糖も粉末糖で、できるだけ精製しないようにと作られた砂糖なので、甘さの中に美味さがある。通常の砂糖はカリウムが70mg位なのに、これは212mgと多く含んでいる。他にもミネラル分を多く含み、使っていて安心感がある。
きんぴら、ふきの炒めもの、豚汁、煮物などに微量使う。これらの砂糖は味が濃いので控えめにがポイント。

砂糖は、原材料がさとう黍(甘藷糖)かビート(サトウダイコン)だけであることを確認したい。そしてできるだけ精製されていないものを選びたい。




 有機栽培の砂糖を見つけた
南北アメリカの中央にあるキューバは社会主義共和国で、たびたび食糧危機にあったので、どこでも農産物を生産できるところは畑にしていいという法律があるらしい。しかも国が貧しかったので、農薬とか化学肥料などは買えず使えず、当然のことに無農薬・無化学肥料栽培の農産物になるとTVで放送していた。
生産は農家だけではなく、土地があれば誰でものが栽培するので、食糧自給率は日本より高いのだそうだ。
先進国ではビオだ、オーガニックだ、有機栽培だといって作っているというのとは対照的な話である。

オーガニックの砂糖を買ったらパラグアイの製品だった。
南アメリカにあるパラグアイなんかも同じような状況なんだろうか。
それはともかく、この砂糖はものすごくやさしく甘い。上白砂糖やグラニュー糖などの角のある甘さに対して、丸みの甘さとでもいうのか、味がやわらかい。
カナダ産のメープルシロップは5段階に等級が分けられており、1と5では比べものにならないほど違うといわれる。そういう違いが砂糖にもありそうと思わせる。
農薬を使わず化学肥料も与えないで育てると、植物は強く成長する。その強さが本来の美味しさを引き出しているんだと思う。
有機栽培だオーガニックだなんて肩肘張らずにありのままに育つキューバは美味しいかもしれない。




 南蛮または赤唐辛子
南蛮はさすがに古いかもしれない。
16世紀にポルトガル人により伝えられたのが最初で、南蛮渡来、西洋人は顔が赤い。で赤唐辛子は南蛮となった。と想像するのですが。少し前までは一味唐辛子や七味唐辛子など称して南蛮といった。
この南蛮、いや赤唐辛子の生が秋になると出回る。
旬のものなのでこんなにあって200円。それを一束買ってきて、乾燥させ一年分の鷹の爪をつくっておく。


カレーを食べに行っても、辛さは+ーゼロ。つまり標準を頼むので、特に辛いものが好きだからというわけでもない。ただ秋の行事といっては大げさだが、一年分の保存スパイスを作るという気分が好きでここ4〜5年ほど続いている。
使うのはパスタのペペロンチーノ、麻婆豆腐、ムッチ(韓国料理であえもののこと)ぐらいだけなので、丁度一年分くらいあるのだ。
赤唐辛子といえばカプサイシンという辛さの成分に魅力あり。体脂肪の分解、胃液の分泌をよくし消化吸収を助けるなどなど若い女性にも人気のスパイスだ。




 黒七味
何にでも七味唐辛子をかける人がいた。うどん、そば、漬物、みそ汁など味もみずに最初からかけてしまうのだ。しゃかっしゃかっと手慣れた手つきで振りかける。そういう人ってたまにいるよね。なので、その人からはできるだけ離れて座るようにしていた。
ところが、黒七味に出会ってからはそれに近いことをしている自分に気が付いた。

京都は祇園にある原了郭の黒七味
唐辛子に山椒の粉・白ごま・黒ごま・けしの実・麻の実・青のりの七味である。7g 840円。しかも3ヶ月間という賞味期限がついている、通常スパイスでは考えられない短い期限だ。

それまで使っていた七味や一味の唐辛子とは全然違う香りや味にすっかり気に入ってしまったのだった。
スパイスや薬味というものは、食べ物の味をさらに引き出す役目をするのだが、この黒七味は味を上等にしてしまうというか、馥郁とした香りで別の一品に仕上げてしまう。そんな感じがある。

だからって、手当たり次第に何にでもかけてしまうというのは控えたい。王さんと○さんの例ではないが、食べ方にはルールがあるのだから。





 添加物は怖い
昨年アメリカに輸出した中国生産のペットフードで何匹もの動物が死んだ事件があった。
メラミンが混入していたのだ。
今度は中国本土で粉ミルクにメラミンが大量に含まれ、赤ちゃんに死亡と健康被害とをもたらした。
さらにメラミンを含んだ乳加工製品は大量に出回っているというのだ。

メラミンは食品添加物に指定されていないので、使うなんて思ってもいなかったろうし、輸入の際の検査項目に当然入っていなかった。ゆえに添加物にメラミンなんていう表示ない。むっむっむ・・・荒技を使ってくる。恐るべし中国。

豆腐を作るには大豆とにがりがあればいい。
大豆60kgににがりだけで豆腐を作ると約600丁しかできない。
でも、にがりの代わりに硫酸カルシウムを使うと約750丁。グルコンという凝固剤を使うとなんと約1000丁の豆腐ができるのだそうだ。これに消泡剤や防腐剤を使われる。
これは全部認められている添加物なので、大量に食べても死にはしない(健康被害かな)と言っている。

確かに死にはしないけれど、大豆とにがりだけでできるものにいろいろ加えるなんて、なんか害がありそうだと思いませんか。わからない怖さがある。それに確実に美味しくなくなるのも確か。

だからこそ、添加物のできるだけ少ない食品を食べたいとおもうのであります。



 弓削多醤油
歳を重ねるごとに和風っぽいものを好むようになると、誰かが言っていたが、そんな感じになってきた。
醤油で味付けをする料理が以前よりも増えたのか、醤油の減りが早い。
小瓶を使っているせいもあるのだけれど。でもまあーそれ故にいろんなメーカーの醤油が楽しめる。

購入の基準は、国産丸大豆・国産小麦・塩(自然海塩がいいのだが)だけで造られており、添加物が一切入っていないもの。本醸造はもちろんのこと出来れば天然醸造のものを探している。
  
これは「木桶仕込み しょうゆ」。埼玉県の弓削多というメーカーのもの。地産地消へのこだわりか使用大豆は埼玉県産100%とある。その丸大豆と国産小麦と天然塩を杉の木桶で長期熟成で、天然醸造のこいくち醤油。
天然醸造とは途中で人工的に温度コントロールをせずに自然の温度変化で発酵・熟成させたもの。本醸造も発酵・熟成はさせるが、温度コントロールをして半年くらいで造ってしまう。
天然醸造はいわゆるスローフードだ。

醤油ってこんなに甘い香りがしたっけというくらい馥郁たる香りが。鼻を近づけると醤油本来の香りへと変化する。指先に付けて嘗めてみると、香りの甘さがふわっと広がりそれから舌に旨みが残る。
普通ならばしょっぱさと微弱なえぐみが残ったりするのだが、それが全然ない。さわやかなんだけど、きちんと力がある。豆腐にこの醤油をかけるだけで上等な一品ができあがる。そんな美味しい醤油である。

家ごはんという雑誌で見たので買いに走ったのだが、よく見ると雑誌のものと少し違っていた。
雑誌掲載のものは、「吟醸純生しょうゆ」。つまり火入れやフィルター濾過をしていない成分無調整の醤油。酵母菌や乳酸菌が生きているという商品なのだ。しかも原材料は国内産の有機大豆と有機小麦とある。360mlで630円。

醤油の美味しさは原材料やそれをどう丁寧に造るかも大切なのだが、味の特徴は蔵にいる天然の醸造菌いかんによる。ゆえに日本の発酵食品の奥深さがある。
弓削多醤油の醸造菌、気に入ったかも。今度は火入れなしの「純生しょうゆ」を買うぞ。



 正しい醤油
醤油は大豆と小麦と塩に、微生物(麹菌・乳酸菌・酵母)を作用して醗酵させる食品である。
通常の熟成期間は6〜8ヶ月が一般的だ。それを三年熟成させた醤油がある。

丸中醤油である。
普通3月に仕込みが始まり、夏が過ぎ、秋を越えるとできあがる。が、この醤油はさらに冬を越してまた春を迎えてを三回繰り返してやっとできるという、熟成期間にたっぷりと時間をかけて造られている。
勿論のこと、美味しくできあがった醤油には保存料やアルコールなどの添加物を加えることなく瓶詰めされた極上品である。
杉樽で3年も熟成した醤油は、ツンと鼻にくる強い匂いではなく、素晴らしくふくよかな香りがする。その味は少しあまさを感じさせながら、深くて旨い。濃口醤油でありながら、醤油のきつさを見せないまろやかさである。720ml 1200円。

最近の醤油は、丸大豆を脱脂加工大豆を使ったり、工場で温度をコントロール(春の温度→夏の温度→秋の温度と変化させると菌が反応して醸造してしまう)することによって、もっと短い期間で醤油を作ることができる。スーパーで時々目玉商品として、水より安い値段で売られている醤油がそれだ。
また、折角丁寧に造っているのだけれど、最終的にアルコールや保存料などの添加物を加えてしまう醤油もある。それは残念なことだ。

濃口醤油は大豆と小麦と塩だけで醸造されたもの。熟成に最低で8〜12カ月かけたもので、他に添加物を一切加えていないものを正しい醤油と呼ぶ。



 生醤油
世界中でマグロの争奪戦が始まった。
というのも寿司が世界ランクの食べ物になって、マグロの美味しさをみんなが知ってしまったからだ。
同時に米の美味しさと醤油の美味しさも知ってしまったことになる。
醤油は日本国内だけではなく、今では世界の調味料に格上げになったに違いない。
      
これは大分県のフンドーキン醤油という会社が醸造した濃口醤油。さらに生醤油である。

この生醤油は国産の丸大豆・国産小麦・天日塩だけを木桶に仕込み、自然の力だけで発酵熟成された天然醸造のもろみから絞ったと書いてあります。つまり大昔の造り方で時間をかけて丁寧に造られているということがわかりますね。
通常の醤油は火入れあるいは加熱といって、最終段階で熱を加えて発酵を止め殺菌もしてしまう。その加熱処理をせずに、絞ったままの醤油のことを生という。

これが香りが素晴らしく、旨みと酸味のバランスのよい上品な醤油であった。
刺身は溜まり醤油や再仕込み醤油があうという定評だが、寿司はやはり濃い口醤油がいい。
世界中の寿司ファンの皆様、この醤油はお勧めですぞ。



 うすくち醤油
白身魚の煮付けをした。
魚の白さが消えて焦げ茶色になる。いつも使う濃口醤油なのだが、その日は特に色が濃く仕上がり。味は悪くないのに誰も箸をつけない。たらーっと冷や汗を感じながら、その時は素知らぬ顔で一人食べたのだが、これはまずいぞ。次回は淡口醤油にしよう・・・、と。

ヒガシマル醤油(株)の有機うすくち醤油。国産のJAS認定有機栽培の大豆と小麦と米、天日塩だけで造られている。500ml 280円。
淡口醤油は関西で使われている。
なので薄口醤油は使ったことがない。なぜって、醤油は黒っぽくて濃いものだと最初から思っているのだから。ところが関西の人はそう思っていない。醤油はうすいものだと。

魚は鯛。水にヒガシマルのうすくち醤油に酒を加えて一煮立ち。それから鯛を入れて、沸騰したら弱火に。魚に火が通ればできあがり(煮すぎては魚が美味しくなくなる)。
白身にほんのりと色づき、仕上がりが美しい。食べればきちんと醤油の味はしつつ、素材の持ち味も十分に出ている。そうそうこれでなくっちゃ。みんなの箸もすすんでいる。

むかし関西人は関東の濃い醤油味を「野暮」といい、関東人は関西のうすい醤油味を「味を知らねぇ」と言ったというが。




 原材料名を確認せよ
食材を買うときは表示を確認する。これは常識。
加工品を買うときも原材料名を確かめる。これはやった方がいいです。
レモン20個分なんていっても、レモン果汁ゼロなんていうのが沢山あるし、食品添加物に何が入っているのかは確認した方がいい。と常に自分に言い聞かせているのだが、最近ミスが多い。

先日買ったうすくち醤油がどうしても前の(上の写真)と味が違う。美味しくないのだ。メーカーは同じはずなのにどうしてだと思っていたのだが、原因がわかった。

ヒガシマル醤油のうすくち醤油。原材料は脱脂加工大豆、小麦、小麦タンパク、米、食塩、ブドウ糖、アルコールとある。

以前使っていたヒガシマル醤油のうすくち醤油は、特選有機うすくち醤油という商品だったのだ。国産のJAS認定有機栽培の大豆と小麦と米、天日塩だけで造られている。
原材料が違うだけでなく、ブドウ糖やアルコールなどの添加物を使っていない。
この差が、味に大きな違いをもたらしている。同じ会社で製造しているのにと思うのだが、味の差は明瞭だ。

会社の都合で同じ醤油でもいろいろ造らなければならないのはわかる。
だからこそ、買うときには原材料名を確認せよと自分に言ってきた。
加工品を買うときはできるだけ添加物の少ないもの。味噌や醤油などは添加物が入っていないものを選ぶという鉄則をついミスってしまった。
こういうのって悔しいですね。

まだだいぶ残っているのだが、使う気がしないしかといって捨てるのも何だしと冷蔵庫の奥深くに眠ったままだ。





 二年熟成の醤油
酢・味醂・味噌・醤油など日本の調味料は発酵食品であることに特徴がある。
醗酵には麹菌などの微生物が重要で、素材の美味しさを引き出す。
さらに穏やかな温度変化と時間も必要なのだ。それは深みをもたらす。
むろん素材の良さが大切なこというまでもない。それらの条件を満たし、140年も前から同じ方法で醤油を造っているところが島根にある。
 
奧出雲にある井上醤油店の古式じょうゆ 360ml 
島根県産丸大豆 島根県産小麦(有機農法) 自然塩(天塩),を原材料として仕込み、二年間木桶で熟成した醤油だ。
香りがよく、熟成期間がゆったりとしているせいかほんのりと甘みのある上等な醤油である。

井上醤油店にはもうひとつ隠れたソースがある。
以前に紹介した、チキンライスが美味しくできるチキンライスソースだ。
これは名品ですぞ。




 醤油は無添加の良品を
酢、味醂味噌、醤油、漬け物、納豆などは発酵食品である。
和食が健康に良いとされるのは、ローフードと合わせてこの発酵食品のお陰であることも見逃せない。
つまり米・大豆・麹菌が基本の食べ物は体に良いということだ。
これが日本のご飯の骨頂である。
四大発酵調味料(酢、味醂、味噌、醤油)のうち、ほとんど毎日使うものに味噌と醤油がある。
発酵食品なのだから、できるだけ酵素が生きているものをそろえたい。

現在冷蔵庫に入っている醤油。左から
カネモリ醤油の木おけ生醤油。濃い口醤油(天然醸造)。2年間木おけの中で熟成したもろみ使用。遺伝子組み換えでない大豆・小麦・食塩。360ml。島根県松江市・森山勇助商店/製造者。
ヤマセンの生揚(きあげ)醤油。濃い口醤油(天然醸造)。木樽醗酵・2年醸造。岩手白目大豆・岩手県産小麦粉・五島灘産塩。成分無調整。200ml。岩手県陸前高田市・八木澤商店。
下総醤油。濃い口醤油(本醸造)。木桶熟成。国産丸大豆・国産小麦粉・食塩。720ml。1050円。千葉県香取市・ちば醤油。

いずれもアルコールや添加剤など入っていない、大豆・小麦・塩だけで作られた成分無調整品である。しかしいつもほとんどが濃口醤油である。
醤油には濃口、淡口、たまり、再仕込み、白の5種類があるのだが、濃い口醤油1本ですべての料理に間に合わせているということだ。

塩ならば、サラダ用、魚用、肉用と使い分けている。味噌も同様に、みそ汁の具に合わせて使い分けたり、味噌ディップや味噌鍋にはという具合に使い分ける。それが醤油に限っては濃口醤油だけである。でもちょっと言い訳をさせてもらうと、淡口醤油や白醤油を探したのだが、アルコールが入っていたり、添加物が入っていたりで、買わなかったのだ。基本的にメーカーの種類も少ないし。というわけで、天然醸造の無添加の濃い口醤油になっている。

下総醤油は2006年5月号のdancyuという雑誌の醤油特集で1位をとっている。ほぼ1年の熟成で風味がよく、何にでも使える。
カネモリ醤油は火入れ(加熱殺菌)をしてなく、酵素が生きている醤油だ。やや濃いめの色で、コクがありしっかりした味に仕上がっているので、刺身やあまから煮などに使っている。
ヤマセンの生揚醤油も火入れをしていない酵素が生きている醤油。素材を岩手産ものに厳選し、塩も五島産のものというこだわりで作っている。2年熟成ながらやや淡い色で、香りよく、品のいい味がする。この醤油とオリーブオイルのドレッシングでサラダが抜群。

淡口醤油や白醤油といえば関西が主流。今度は関西の薄味の料理を習って、この醤油に挑戦してみたい。




 鍋の季節始まる
気温が20度を下がるとお鍋が恋しくなる。まだちょっとあついけれど !!
今日は鍋にしようかと聞けば、みんな大賛成。「牡蛎が食べたい」というので牡蛎鍋に決まった。
もうRの付く季節なので牡蛎は売っているものと思ったのに、3軒ほど回ったがどこにもなかった。どうしたんだろう。ちょっと気になりながらも急遽「しゃぶしゃぶ鍋」に変更し、材料を買う。
白菜・水菜・ねぎ・えのき茸・シャブシャブカットの豚肉と牛肉・それに薄くスライスされた餅。
お鍋は材料を切るだけなので、簡単だから好きな料理の一つだ。秋から冬には週一くらいで鍋料理にしたいほど。

以前はレモンとかスダチなどとしょう油のたれだったのだが、最近は既製品のポン酢。
いろいろ試したけれどここんところは、チョーコー醤油の「ゆずしょう油 かけぽん」。長崎県の美味しい醤油製造もとが作る醤油たれである。丸大豆うすくち醤油ベースに醸造酢、砂糖、ゆず果汁、みりん、魚貝エキス。うすくち醤油なので色も味もあっさりと、しかもまろやかで美味しいたれに仕上がっている。

   

もう一つは、アサムラサキの「ごまだれ」。これは気に入っていてもう10年以上使っている。
こちらは植物油脂、脱脂加工大豆の醤油、すりごま、醸造酢、砂糖、卵、食塩、香辛料、増粘多糖類という原材料。増粘多糖類というところに難があるものの、ごまの香りと味がよく、鍋に限らずドレッシングなんかにも使用する。最近はどこにも売っていなくて、製造元から半ダースで送ってもらっているほど気に入っている。

鍋の楽しみは最後にご飯を加えておじやにしてたべることにあるかもしれない。
塩とコショウで味をととのえ、卵を割っていれてから蓋をして少し蒸らす。
いろんな具材から美味しい出汁がでて、それらをたっぷりと吸い込んだご飯がおじやになって、その美味しさったらもう絶妙ですね。つい食べ過ぎてしまう。




 ソース派としょう油派
何にでもしょう油をかけて食べる人がいる。キャベツ専用、卵かけごはん用しょう油は知っていたが、最近はカレーライス専用、ラーメン専用、アイスクリーム専用なんていうのもあるそうだ。当然ながらとんかつやフライでもソースではなく、しょう油や酢しょう油らしい。
でも僕はソース派。焼きそば、とんかつ、フライものはソースにかぎる。
このところ気に入っているすごいソースがこれ。

ヒカリのウスターソースと中濃ソース。有機野菜と有機果実を100%使って造られている。それだけではなく、使う香料や塩・砂糖・しょう油・酢などもこだわりを持って選ばれたものが使用されている。もちろんのこと保存料、着色料、化学調味料、カラメル色素などは使っていないという、すごいソースである。
しかも決して高くないというのが嬉しいじゃないですか。
左の中濃ソースは有機JASマーク付き 250ml 390円
右のウスターソース うす塩 360ml 350円
製造しているのは徳島県の光食品というところ。食品を製造する過程でもできるだけ環境に負荷をかけないというエコロジー工場でのソース製造である。

ヒカリソースはまろやかな味と香りがよく、砂糖のべたつく甘さがないのが美味しさの特徴だ。
僕は、とんかつに中濃ソースとウスターソースをハーフ&ハーフにしてかけて食べるのが好き。魚フライならウスターソース、キャベツにはドレッシング派。




 りんご酢
別に体調が悪いというわけでもないのだが、食べたものが体内に残るような感じがあるので、少し前から酢を飲み始めた。酢に含まれるクエン酸が糖と脂肪を燃焼させ、酸なのに血液をアルカリにするというクエン酸効果の話を聞いたからだ。
酢ならば何でもいいかというと、そんなことはなくやはり速醸造酢は避けたい。また飲みやすさを考えると、黒酢か果実酢がいいだろうとの考えから、まずはりんご酢に決めた。

   
黒酢も果実酢も沢山のメーカーから発売されており、選択に迷ってしまう。
これは岐阜県にある内堀醸造という酢のメーカーが造った”りんご酢”。
長野県産の「ふじ」というりんごだけを使い、果実から醸造した「純りんご酢」とある。
できた酢に果汁を加えただけで、果実酢だといっているメーカーも多いが、これは果実でお酒を造りそれから酢にした本物の果実である。

これを、絞ったフルーツジュースに大スプーン一杯を加えて毎朝飲んでいる。
酸度4.5という間違いなく酢なのだけど、香りがふわっと甘く味もまろやか。上等なりんご酢だ。

注意 酢を原液で飲んではいけません、胃をこわします。5倍から7倍くらいに薄めて飲むこと。
それから果汁を加えただけの酢は、果実酢とはいっても全然別物。表示を見ただけでは区別がなかなかつけにくいが、やはり果物から醸造させた酢を選びたい。

最近は健康ドリンクと称して、酢を飲む人が増えたらしい。先日東京駅のエキナカというところを通ったら酢を飲ませるスタンドがあった。酢は昔から自然療法の薬として用いられていたというから、きっと効くに違いない。
4週間くらいすると効果が出始めるというが、楽しみだ。




 飯尾醸造の酢
これまで食べ物や飲み物はいろんなメーカーのものを選んできたけれど、酢と味醂だけはずーと同じだった。酢は京都の千鳥酢。味醂は三州三河の味醂。これだけは変わらない。

ところが周りで、京都の飯尾の米酢もすごっーくいいよ、の声に押されて今回初の登場。
京都の宮津市にある飯尾醸造が造る富士酢だ。500ml 630円。
  
日本で一番多く使われているのは米酢。原料は米と酒(酒かす)。これに酢酸菌を働かせて酢にする。他には何も加えない。

飯尾醸造では原料の米を昔から無農薬栽培の米だけを使用。そのお米で自前のお酒を造り、酢に仕上げるという徹底ぶり。お酒造りからだと約12月くらいの時間をかけて醸造・熟成させる酢なのだそうだ。
僅か数日でできてしまう促成醸造の酢に比べて、なんと悠長な時間を過ごすのだろう。

富士酢はツゥーンとくる匂いや、促成醸造のすっぱさがない。
旨みにまろやかな酢の味がある。ゆったりとした時間が造り出す上品な酢である。
こういう酢があたりまえにあって欲しいと思うのだが、市場を占拠するのは促成醸造の酢なのだ。




 命の塩
沖縄の海はきれいだ。これが日本の海なの !! とびっくりするほどきれいだった。
珊瑚礁の砂と光の屈折率・反射率の関係でそう見えるらしい。あまりのきれいさに、この海水は飲めるかもしれないと口に含んだことがあったが、やはりしょっぱくて飲めはしなかった。
海水は3,5%の塩分。人の体液は0,9%の塩分。海水を受け付けないのは当たり前の話なのだけれど・・・。
でも海は生命の起源。海水に含まれる塩分とその他多くのミネラルは、生き物の命ともいえる。

  

その海水の成分をできるだけそのままに摂りだした塩がある。
ぬちまーす。沖縄の言葉で「命の塩」という。名前にも力が入っているでしょう。111g 540円
天日でなく、平窯煮詰めでもなく、常温瞬間空中結晶製塩法という方法で作られる超微粒子の粉のような塩だ。なんと21種類ものミネラルが確認されており、ギネスブックにも登録されているという。
沖縄でサミットが開催された時に使われたという塩だ。その時のメニューが首里城の中に展示されていた。

粉になった塩を嘗めてみると、しょっぱくないというかやさしい甘さをもった塩である。塩って美味しいものなんだということを知る。この「ぬちまーす」を調理に使うのもいいが、テーブルに出して直接振りかけて食べるというのがいい。サラダはもちろんのこと、醤油の代わりに天ぷらとか寿司なんかにもあいそう。

糖分・塩分・脂肪分が三悪兄弟とかいわれてすっかり悪者になってしまっているが、どれも人間の生命維持には必要な成分。
体に悪い塩というのは純度99,6%という純度の高い精製塩のこと。
多くの海の成分を取りこんだ自然海塩は体にやさしい塩である。
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 宮古島の雪塩
沖縄へ旅行に行った方から土産に塩をいただいた。
今頃の季節は人が少ないし、きっといいんだろうな沖縄。行きたーい !!!
 
この塩は2000年にギネスで認定されたミネラル含有世界一という、宮古島の自然海塩「雪塩」だ。
海水には60種類以上のミネラル分がとけ込んでいることが知られている。
この雪塩の分析結果を見ると、ナトリウムから始まってリンまで20種が表示されており、参考一覧表とあるのできっともっと多くのミネラルが含まれいるんだろうなと思う。
海水からミネラルをできるだけ残しながら塩を作るという技術はすごい。何といってもギネス記録ですから。

10年ちょっと前までは、塩にミネラル成分があってはいけない、という無茶苦茶な法律があったなんて嘘のよう。
ミネラル成分が多いほど体にいいし美味しいのだ。

昨年いただいた、アル・ケッチャーノで使っているという「月の雫の塩」は塩の結晶が粒になっていたけれど、この雪塩は粉末の塩だ。ふわふわとして、まるで小麦粉のよう。でも嘗めてみると間違いなく塩。複雑な甘味を持った塩である。
でもこういう美味しい塩って、例えば豆腐にちょっとふってそれだけで食べれるんですよ。美味しい一皿のできあがり。
有り難うございました。いい調味料をいただくのは嬉しいです。

ところでミセスという雑誌の3月号にアル・ケッチャーノの厨房の写真がありました。なんと塩だけで15種類並んでいるんです。それを使い分けるという奥田シェフってすごい人です。
その塩コレクションの中に雪塩もありました。




 はじめての岩塩
ヨーロッパ旅行のおみやげに岩塩をいただいた。
岩塩といえば日本ではモンゴルのものが有名だが、これはオーストリア産だそうだ。基本的に海に面している国は海塩だが、海がない国は岩塩の使用になる。

日本は海に囲まれた国であり、塩は海の自然塩が一番いいと言ってきたので、岩塩は知っていたけれど使ったことがなかった。
何千年もかけて徐々に乾燥してできた岩塩層の塩は、結晶過程でそれぞれの成分が分離してしまっているので、海の塩とは成分が違う。そこでほとんどの岩塩は一度溶かして再結晶させるという方法で塩化ナトリウムと他のミネラルのバランスを調整している。
それはともかく、海に囲まれた日本でわざわざ岩塩を使うこともあるまいと軽い気持ちだった。

でも折角いただいたのだから食べてみようと、オックステイルのシチュウを作った。
ソルトミル(塩挽き)がないので、下ろし金でガリッガリッとすりおろすと粉になったり粒になったり少し大きめの塊のまま鍋の中に落ちていく。岩塩でも同じ塩なのだから、使用量も同じくらいだろうとあたりをつけながらガリガリッといれた。
シチューの仕上がりは上々なれど、でも塩が違うとはわからないのが正直なところ。

そこで岩塩だけを嘗めてみると、しょっぱさの後に喉の奥にわずかなにがさが残る。普段使っている自然海塩にはそれがない。そこが違いかな。
ときどき食べに行く人形町の今半で食べるステーキは「岩塩をつけても美味しくいただけますよ」と別皿で出してくれるのだが、そういう味の濃いものに合うのかもしれない。

でもカリカリとペッパーミルでコショウを挽くように、岩塩をソルトミルでガリガリッとやるのは料理の儀式の楽しみかも。
いいデザインのソルトミルを探さなくては。




 フレンチシェフが使っている自然海塩
何度も言うが、塩は料理のかなめだ。
そればかりか、塩に含まれる超微量のミネラルは人の体に大切な働きをする。だから、塩は海から採取した自然海塩がいい。
 
フランス ゲランドの自然海塩。セル マリン ムリュ(細粒) 500g 570円
日本の塩と味は違う(海が違うので当然)。しかしもっと大きな違いは天日海塩であること。
つまり熱を加えていないことだ。なので、海の成分がほぼそのままで結晶化され、ミネラルが豊富に含まれている。ものの本によれば、ゲランドの塩は63種類のミネラルが確認されているとか。凄い !!!
さらにナチュール エ ブログレというヨーロッパオーガニック農業の準拠品だ。

この塩をなめてみると、最初に甘さを感じる。えっー塩なのーと。
それから間もなく塩味がきて、それも単にしょっぱさだけではなくいろんな味を感じさせながら、塩であることを主張する。まことに美味なる塩なのだ。
フランスでは勿論、世界でもフレンチの料理人に人気があるのがわかる。

この上に、ゲランドの塩が出来るときに上澄みにできる塩の花(フルール ド セル)というのがあるらしい。これは絶品らしい。まだ使ったことがない。




 月の雫の塩
世界で一番美味しい食べ物は何? それは塩です。
世界で一番まずい食べ物は? やはりそれも塩です。

塩はうまく使えば、食材の持ち味を何倍にも引き伸ばして美味しくしてくれるが、下手に使うと食べれなくしてしまうという問答だ。家康と料理人の話だったろうか。

それほどに塩は料理のかなめなのだ。美味しい塩を使いたいと思う。
  
これは月の雫の塩という、今もっとも旬な料理人・奥田さんが使っている塩だ。それを、アル・ケッチャーノ(奥田さんのレストラン 山形・庄内)に行った方からいただいた。
能書きが素晴らしい。
「世界でも珍しい海流の日本海。・・・・透き通った海が一年に数回、星の力によってミネラルが豊富になる日があります。その日の潮を汲みあげゆっくりと釜に火を入れると、最初にひとにぎりの海の雫がキラキラと浮いてきます。・・・・・・」

もうこの文章だけで、塩の美味しさが十分に伝わってくるでしょう。
毎日同じに見える海の潮でも、ある一時期だけ秘めたる力をみせる。そしてそのことを知る人がいる。それを形にしてしまう人がいる。Sale de Sio と洒落る。
そのことに驚き、そしてニヤッとして、感謝の気持ちでいただきますをする。

塩の結晶が普通とは違い、雫のような形に見える。嘗めてみると、ささるようなしょっぱさがなく、まろやかーな塩味。上品な味がする。きっと豊富にミネラルを含み、年に数回という時期が旨みを作るのだろう。
星の力に導かれた自然海塩は美味しい。

てんぷらを塩で食べたり、おにぎりに使ったり、生野菜にかけたり、塩味をダイレクトに味合う使い方にちょうどいい。




 塩は美味しさのかなめ
塩が国の独占販売から解禁になって10年になる。それまでの化学塩だけだった塩から、いろんな方式で生産される自然塩が沢山販売されている。99年からは外国の塩も自由販売ができるようになり、自然塩の種類は一挙に増えた。その自然塩の味は生産者ごとに微妙に異なる。

これはイタリアのシチリアにあるトラパニという所で生産された、サーレ(塩)・インテグラーレ(無精製)・フィーノ(細粒)という自然海塩。昔から風と太陽だけで天日干しで作られている。
描かれているのはモティアの象徴である風車と対岸のアフリカから飛来するフラミンゴ。こういうパッケージってすぐ手が伸びてしまうでしょう。しかも1kgで460円という安さ。

ミネラルが多く含まれるせいか、なめるとあまく感じられるのが美味しい証拠。スパゲッティを茹でるときに一握り、料理にひとつまみと、素材の美味しさを引き立たせるのに欠かせない。
塩は美味しいの素。ミネラルを多く含んだ塩を選びましょう。自然海塩を使いましょう。
パッケージにつられて買ってしまうのは僕だけかな。




 いろんな自然海塩
塩は製塩や輸入販売が自由にできるようになって10年になる。
それまでの塩でアサリの砂抜きをしようとすると、アサリが死んでしまうといわれた塩化ナトリウム99.9%の化学塩であったのだから、塩は悪者にされてもしょうがなかった。
現在の塩はほとんどが自然海塩か岩塩、あるいは自然海塩に手を加えた再生塩である。
自然海塩とは、自然のままに海水から水分だけを取り除いた塩のことをいう。成分無調整なのだ。
日本でもあちこちに塩田が復活して製塩されている。→自然海塩自然塩を探す
クイジィーヌも常時4〜6種類の塩を使い分けている。

左から
1.サルフィオーレ(塩の花)・ディ・ロマーニャ(ロマーニャ州で作られた) サル デ パピ(法王達の塩)というイタリアの自然海塩。これはイタリア料理やサラダによく使っている。
2.ひんぎゃの塩 東京から358kmの太平洋に浮かぶ青ケ島で作られた自然海塩。火山噴気孔(ひんぎゃ/島言葉)の蒸気熱でじっくり温め結晶させたものだそうだ。
昨日いただいたもので、まだ食べていません。今夜サラダか煮物に。楽しみです。
3.粟国の塩(あくに) まだ化学塩しか売ってなかったころから独自に作り始めた、低温平釜煮の沖縄の自然海塩。すべての料理においしく使える。
4.セル ゲランド マリン ムリュ(フランス・ゲランドの天日海塩で微粒) 1000年も前から同じ方法で作られているという天日干しの自然海塩。始めてこの塩をなめた時に「えっ!何て甘い塩があるんだ」と妙な感激をしたのを憶えている。これも料理全般に使っており、塩では欠かせない一品である。
5.サル カルという名でイスラエルの死海の湖塩。減塩とあって、ナトリウムとカリウムをコントロールした、昔の食塩(ってご存じかな)みたいな、とてもさらさらしたタイプの塩。死海の塩というので思わず買ってしまったのだけれど、友人に聞いたところでは入浴剤として使ったり歯磨きに使ったりする方が多いらしい。

塩は料理のかなめ。よい食材を活かすも殺すも塩加減にあるといっていいほどだ。だから塩選びは大切なのです。日常使いの一番は、海の中にある約90種もあるといわれるミネラルができるだけ多く含まれた自然海塩がいい。




 記憶の味 オムライス
母が手際よく作ってくれたオムライスはきれいなボート型をしていた。くるんだ卵の黄色とケチャップの赤の対比も美しく、いつも幸せな気持ちになったものだった。大人になって自分で作るようになったが、なかなかあの幸せな味にはならない。
鶏肉やマッシュルーム、タマネギなどを入れてケチャップライスを作ったり、ケチャップの銘柄をいろいろ試したりしたのだけれど、それなりの味にしかならない。
きっとあのオムライスは遠い記憶の美味しさなのだろうと、ずーっとそれなりの味で作っていた。
ところがである。
昨年のクリスマスの日に島根県で買ったTomato mix souceが、昔の味を思い出させたのだ。
 
チキンライスが美味しくできると書いてある。しかもラベルには井上醤油店とあり、島根の美味しい醤油屋さんが作ったものならきっと間違いないと買ってきたものだ。
名前はトマトミックスソース。原材料はトマト・タマネギ酢・砂糖・塩・醤油・タマネギ・香辛料。

これを使って、ケチャップライスを作る。鶏肉やタマネギなどを入れてもいいが、ご飯だけも十分に美味しくできるからすごい。いま流行の半熟ふわふわ卵で包んで、その上にソースとして少しかける。これだけで完成。あの遠い記憶の味に再び出会えた嬉しさで、何度も食べてしまいました。

オムライスで有名なレストランで食べるものより、味が軽やかでマイルド。もう常備品である。
ところが、販売元の井上醤油店はホームページがない。電話でお取り寄せを。0854-56-0390


 トマトミックスソースが届きました
以前オムライスをつくるのに最適なケチャップを島根で発見したと書いた。
その記憶の味のオムライスを再現するケチャップをお取り寄せ。

ネットで購入しようとしたけれど、見つからないので販売元に電話をかけた。どこで手にはいりますか、と聞くと「さぁーどこで売ってるでしょうね」とのんびりした返事でした。
電話で半ダース注文です。

でも宅急便はさすがに早い。一日で届きました。
島根県奥出雲の井上醤油店(0854-56-0390)のトマトミックスソース。1本500円。

普通ならばこういうソースって、着色料・保存料・調味料(アミノ酸など)・アルコール(酒精)などが入っているのだが、これはそういう添加物なし。
トマト・タマネギ酢・砂糖・塩・醤油・タマネギ・香辛料。だけという、さすが頑固一徹に醤油を作り続けている醤油屋さんの商品なのだ。




 手軽に中華風
このところ中国からの食品が安全でないと問題になっている。ご飯は安全・安心なものを食べたいと強く思う日本を、厳しすぎると中国は言う。
中国から輸入される食品の7%くらいが安全基準に抵触するらしい。この数字は他の国の場合でも平均で6%くらいという。13億の民が食べるというのは何でもありなのだ。

いまや中華料理は第2の日本のご飯といっていいほど普及し、中華材料はどの家庭にもいくつかは必ずある。クイジィーヌが重宝している中華調味料にハオヨウがある。

これはリー・キン・キー(李錦記)のオイスターソースである。横浜の中華街に行った時に購入した。5〜6種のハオヨウが並んでいたので、いつものとは違う物を買おうとしたら、お店の人が「ハオヨウはリー・キン・キー一番よ。他駄目ね」というので、またこれを買ってしまった。
同じリー・キン・キー(李錦記)でもマカオ製というのがあって、それは普通味。写真の香港製でないと美味しくないのだ、という説があるのだが本当だろうか。

このラベルと香港製を確認して購入すべし。

キャベツと豚肉の野菜炒めなんていうときに、これで味付けると立派な中華風になる。ピーマンとタケノコの炒めならばもう本格派という感じです。
ただ成分に調味料とカラメル色素が入っているというのが、ちょっと気になるのですが。




 ジャージー牛のバター
施策のミスで市場からバターが消えてしまうという事態が続いていたが、10月頃から少しだが店頭に並ぶようになった。それもちょっと嬉しい品揃えである。
というのはこれまでスパーに並ぶバターといえば大メーカーのものと、外国産の高級品ばかり。でも今回の品薄状態になって、日本全国のバターを製造しているメーカーのものがずいぶんと並ぶようになったからだ。きっと地産地消していたであろう小ロットの製品が少しずつ全国から集められたに違いない。
産地の皆さんには申し訳ないけれど、これまで知ることのなかったメーカーのバターを食べられるというのはすごく嬉しいことなのだ。

これは阿蘇小国(おぐに)のジャージーバター
高度500mという空気の澄んだ山中(小国郷という地区)で、ジャージー種の牛だけを育てている牧場。しかも牧草がメインという牛の乳から造られたバターなのだ。
全国的にほとんどがホルスタイン種なので、もうそれだけでも稀少価値でしょう。

バターって香りにも味にもコクがあって、口に入れたときはもちろん、食べた後でも唇のまわりでいつまでも味と香りが残っているでしょう。カルピスのバターなんかそれがすごい。でもこのジャージーバターは唇まわりのまとわりつきがない。コクはあるんだけれど、あっさりとして口当たりがよく美味しい。
これって夏草を食べた牛乳はあっさりして、冬の貯蔵牧草は少しコクがでるというのと関係しているのかもしれない。北海道の思いやりファームの夏の牛乳を飲んだときにあまりのサラサラとした食感に驚いたのと同じ。冬はもう少し濃くなるのだという話でした。
同じバターでも夏のバターと冬のバターがあるなんていいじゃないですか。

ぼくはトーストも好きだけれど、バターご飯も好きなんです。バターと醤油の香りのミックス。たまりません。だからマーガリンでは絶対に駄目。
美味しいお米に出会ったとき、この米でバターご飯が食べたーいと思うのです。
夏バターとどなたが作ったお米にしようか、考えただけでもよだれが出そう。



 味覇(ウェイパァー
大阪の家庭でも必需品だったとは知らなかった。
もう20年以上も前に、料理家か中国の人が雑誌で紹介していたのを見て、すぐに買いに走ったのだった。それ以来、うちでは必需品になっていた調味料である。
それが先日観ていたTV番組で、大阪府民の必需品、中にはパンにぬって食べる人もいるというくらい浸透しているらしい。さすがにパンにぬっては気持ち悪くなりそうだが、とにかくどの家庭の冷蔵庫にはあるというのだ。

それがこのウェイパァー。半練りタイプの中華スープの素と書いてあるが、これが万能で何にでも使える。
これで味付けをすると本格的な中華風の味になるというすぐれものなのです。
使い始めの頃は、こんなに美味しくなるなんてきっと大量の添加物が入っているに違いない、などと疑ったりもしたのだが・・・・。原材料を見ると、肉エキス(ポーク・チキン)、野菜エキス、動植物油脂、砂糖、乳糖、小麦粉、香辛料、調味料(アミノ酸など)とある。体に悪そうな添加物の防腐剤や保存剤などは使われていない。
それもあって僕の所では、20年も前から使い続けているのだ。週に一回は必ずといっていい。

一番多く使うのはやはり炒めものかな。
肉野菜炒め。もやしと挽肉の傷め、野菜炒め、レタスだけの炒めなどなど。

もやしを炒めてウェイパァーで味を付ける。挽肉は塩とコショウだけで炒め、両方を混ぜ合わせるだけ。これだけで街の中華料理店に引けを取らない味になるからすごい。ポイントはウェイパァーの味を濃くしないこと。簡単に中華の一品ができあがります。是非お試しあれ。

それにしても大阪では必需品というのは、神戸が近いからなのかな。
これを販売しているのが神戸の廣紀商行というところで、製造はどこがしているのか書いてないのだが、この会社の社長が中国の方なので、中国で造られたのか、ノウハウを日本で製造したものなのか定かではない。


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