記憶のなかの花見 美味しさとは
どうして桜はこんなにも心を騒がしくしてしまうんだろう。今年は花見を四回もしてしまった。
花見といっても桜の花の満開の下の宴会ではなく、純粋に花見。1kmほどの桜並木を歩いたり、一本の大きな桜の木の下で寝ころんだりというものなのだけれど。
最初の花見はたぶん5歳の時。
母親が「明日はお花見」といって、当日は朝早くからお弁当の海苔巻きづくり、定番の卵焼きに、蕗の煮物、漬物などなど。お茶を水筒に入れて、いざ出発。歩くこと30分ほど。城山といわれるかってお城があった小高いところへ出かけた。桜は満開なのにほとんど人はいなくて、一番いい場所に大きな風呂敷を2枚ほど広げてお花見の開始だ。
子どもには花よりも、野外で食べるという高揚した気分とお弁当がメインで、花見はそっちのけ。
でも、その時に食べた海苔巻きの美味しかったこと。鮮明に記憶にある。
今でも寿司のネタより寿司飯の味付けにこだわるのはそのせいに違いないと思う。
きっと美味しさとは、自分が暮らしてきた記憶なのだろう。美味しさは懐かしさに繋がっている。
それにしても今年の4回目の花見は、モスバーガーにエビスビール、子どもにはカルピスという手抜きだった。
記憶が味を作るというのなら・・・・・ちょっとまずかったかなーと、反省しきり。
ごめんね。
ご飯の友 梅干し
梅干しは古来より伝わる最強の健康食品といえるかもしれない。
疲れた時に食べれば疲労回復。暑さにバテた時なら夏バテ解消。何も食べたくないとき、一粒食べれば元気回復。などなど梅干しは家庭の医薬的な食品である。
これがクエン酸効果。梅を梅干しにすることでさらにクエン酸が増えるからだ。
梅干しを想像しただけで口の中にあふれる酸っぱい唾液。
それが美味しさのポイントなのに、最近の梅干しときたら蜂蜜を入りとか、減塩したとか、軟弱な味に成り下がっているじゃないかとと嘆いていた。
でも見つけました。昔ながらのしょっぱい梅干し。

梅の名産地、奈良県吉野は熊代農園の梅干しだ。
熊代さんは無農薬・無化学肥料で愛情をかけて梅を栽培している。その梅(南高梅)を紫しそと塩だけで漬けている。紫しそも無農薬栽培。塩はシママース。その他の添加物は一切なし。しかも18〜20%と昔ながらの塩分を保持。この清さ、ニッポンの原点とでもいうべき梅干しである。200g 420円
見ただけで酸っぱい唾液が出てくるでしょう。
でもこの梅干しを口に入れると、フワッと甘みを感じます。それから酸っぱさがジワーッと来る。でもほんのりとやわらかい酸っぱさ。とても20%もある塩分とは思えない。これってきっと素材の良さがそのまま現れているからに違いない。
ということでいただきました。日の丸ご飯。ご飯に梅干しだけという超シンプルな組み合わせながら、ご飯の美味しさを引き出すというのはやはり昔ながらの梅干し。これぞ、ご飯の友。極上の味わいである。
ただし本当にしょっぱい。
ブドウの種の油
日本で生産されるブドウの大部分は生食用だが、ヨーロッパを始めとするワイン生産国ではあまりブドウを食べない。それゆえにブドウの種子が大量に残る。この種から搾られる油がグレープ シードル オイルである。
ブドウと同じように種子にもポリフェノールやビタミンEが含まれおり、グレープシードルオイルにしてもその有効成分が多いと、最近じわじわと人気の油だ。このところあちこちで見かける。