人生は美味しくなければ、楽しくなくちゃをモットーに、今日のおいしご飯のために安全・安心な食材、美味い料理、それから暮らしまわりの素敵を探しています。
2007年12月

12月24日  島根の醤油は甘い
何故かクリスマスの日に、島根県にいる。クリスマスのデコレーションなど皆無の石見銀山だ。7月に世界遺産に登録されてからは、宿も取れないほど混んだらしいが、さすがに今日は少ない。
はるか昔に銀山で大いに賑わったであろう街並みを逍遙する。

島根と言えば、出雲そばが有名。だがそんなものより美味しいものがいっぱいある。島根牛、松葉カニ、宍道湖のシジミ、奥出雲の仁田米、木次乳業などなど。食べれ(飲め)なかったのは木次乳業のノンホモジナイズ・パスチャライズの牛乳だけだ。探したのだが、なかった。残念 !!

全部美味しかったけれど、ひとつだけ気になったのが甘い醤油。刺身なんかでもその甘い醤油が出てくるのだ。聞くと、この辺はみんな醤油は甘いのだという。なんと醤油に甘味料や他にもいろいろ添加物が入った醤油だった。これにはびっくり。

しかし島根は美味しかった。空気が良かった。宍道湖に沈む夕日を島根県立美術館のレストランから眺めたのは最高だった。庭には因幡の白ウサギ(黒いけれど)が走ってくる。右写真は出雲大社。空に神が舞っているのが見えるだろうか。
 


12月22日  今日は冬至
一年で最も昼間の時間が短い日。
午前中から室内に入り始める日差しは正午には4mほどもにもなる。室内はその光だけで暖かく、暖房を必要としない。これから本格的な寒さがやってくるのだが、部屋に入ってくる日差しは今日をピークに明日からまた徐々に短くなる。この四季の光の移ろいは何とも美しい。

ヨーロッパの人々は室内に太陽光が入るのを嫌がるらしいが、日本人は太陽の光が好きだ。住まいを選ぶとき南向きであることを条件にする。都会ではその条件を満たすことはもう難しいが、できれば南の開口部が大きく開けていることを望む人は多いに違いない。自然がそのまま芸術であることを知る故にである。

今夜はかぼちゃを食べて、ゆずの入ったお風呂に入る。それが冬至の日の昔からの習わしである。


12月7日 青竹とうふ
また豆腐の話です。
豆腐が美味しいのは出来たてだと以前書いた。豆腐が本当に好きな人は、近所に美味しい豆腐屋があるかどうかを確認してから引っ越すものだという話もあるほど。
クイジィーヌはそれほどではない。けれども美味しい豆腐はないかと近所を探すが豆腐屋はない。

青竹に入った美味しそうな豆腐を雑誌で見た。しかもちょっと近いところにある。
青竹に入った姫とか水ようかんとかあるのだから、豆腐も色の対比がきれいで美味しいだろうなと思っていたのだが、本当にあった。その豆腐屋さんは桃源郷ならぬ豆源郷という。屋号も素晴らしい。
11時オープンに合わせ、鍋こそ持って行かなかったが(今時これはないか)、青竹とうふと厚揚げ、ひりょうずを買ってきた。

青竹とうふというが、これはとうふではなく、前菜かデザートというべきか。にがりが僅かしか入っていないせいで、とろとろの状態で固まる。青竹をを斜めにすれば流れ出るかのようだ。
口に含むとさらさらと広がり、上質の大豆の香りが鼻に抜ける。その時にふっと青竹の匂いもかすめる。滋味が液状になって胃に落ちる。いままで味わったことのない美味しさだ。
自然塩をふるも良し。薄口醤油で食べても良し。上品にして贅沢な食べ物であった。一竹480円
厚揚げとひりょうずは大根と煮ていただきました。ひりょうずは南禅寺の豆腐料理屋で食べた時を思い出した。美味しい豆腐屋さん発見せりである。
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